砂浜を歩いていると足元にキラキラ光るものが見つかることがあります。それは「シーグラス」。元々海に捨てられたガラスが、波にもまれることで角が取れ研磨され、シーグラスとして流れ着いたものです。
そんなシーグラスをアクセサリーに加工し、販売しているのが「ハンドメイド七海～Nami～」の畑中彩菜さん。畑中さんは子どもとアクセサリー作りのワークショップに参加した際に、趣味のネイルと技術的に似通った部分もあるシーグラスのアクセサリー作りをスタート。ピアスやイヤリング、ネックレスなど様々な作品を手掛けています。
素材となるシーグラスは基本的には削ったり、溶かしたりせずに拾った時の状態のまま加工します。そのため同じ作品は２つとなく、それぞれの色や形といった個性を楽しむことができます。これは、本来使われないものを生まれ変わらせるアップサイクルへの取り組みで、畑中さんは作品を通じて環境への意識が高まってくれることを期待しています。
さらに今、畑中さんはアクセサリー作りのワークショップの開催や、全く異なる分野で活躍するママさんたちとグループを結成し、親子連れで楽しめるイベントの企画にも携わっています。アクセサリー作りやイベントなどを通じてたくさんの人に喜んでもらおうとする畑中さんの挑戦は続きます。
