番組情報
- レールベリー
- 2024年08月18日(日)放送
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福井市大瀬町のビニールハウスでイチゴ作りに奮闘する人たちがいます。イチゴを生産するのは「レールベリー」という団体。代表を務める池田康成さんを筆頭に、鉄道職員が生産に携わっています。
この団体は「県民のみなさんに喜んでもらえることをしたい」と池田さんが企画したもの。普段、鉄道職員として働くメンバーが、休みなどを利用してイチゴの生産に取り組んでいます。
ここで作られているイチゴは、通常のイチゴとは異なり年中収穫ができる夏イチゴ。ケーキなどの加工品に使われ、糖度が高い「夏あかり」という品種です。さらにレールベリーでは、よりおいしいイチゴを食べてもらおうと環境整備にも力を入れています。
イチゴの周りや土の中にパイプを通し、冬の融雪用に蓄えられた地下水を流すことでイチゴを冷却。さらにはハウス内に散水することで、常にイチゴの栽培に最適な温度を保ち、夏でも甘いイチゴに仕上げています。
「今後は農福連携にも力を入れ、障がい者の人たちなどに夏イチゴの生産に携わってもらうことで、この取り組みを活性化させていきたい。そして、この夏イチゴを福井の新たな特産品としたい」と池田さんは意気込みます。
お問い合わせ
レールベリー 池田康成さん
railberry1115@gmail.com