暮らしを彩る港町の花屋さん｜福井テレビ

　敦賀市立博物館通りにたたずむ「百年花屋」。もともと精肉店だった空き店舗をリノベーションして今年オープンしました。

　店主の今井珠里さんは、東京の有名フラワーショップに10年近く勤務していた経験を活かし、「暮らしに花」をテーマに花を仕入れています。「1輪でも暮らしに花を飾ってもらえると嬉しい」と語ります。

　かつて肉や惣菜を買い求める客でにぎわう精肉店だった場所は、今井さんのセンスにより、おしゃれでノスタルジックな雰囲気のフラワーショップに生まれ変わりました。

　精肉店で使っていた冷蔵庫は作業台に、レトロな照明はそのままインテリア照明として、さらに大型冷蔵庫はトイレにリノベーションされています。精肉店の名残が残る店には、近所の人が当時の思い出を話しにきてくれるそうです。

　今井さんは、リノベーションしたからこそ生まれたこの場所を「多くの人がコミュニケーションできる場所、たくさん人が集まってくる場所にしたい」と語ってくれました。