番組情報
- 越前海岸生まれの塩
- 2020年12月13日(日)放送
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福井市鮎川町にある「志野製塩所」。ここで塩作りをしているのが、千葉県から移住してきた志野佑介さんです。
千葉県で10年間農業を営んでいた志野さんは、海と山が近い環境を求め、越前海岸を訪れた際、その魅力に心奪われ移住を決めました。
志野さんは様々な仕事をしたいが、何か軸になるものを持ちたいと考えていました。その時、「海藻も生き物も豊かな越前海岸の海水で塩を作ったら、良い物ができる」と感じたといいます。そして越前海岸のきれいな海水での製塩を始めました。
志野さんが作る塩には「百笑の塩」と名付けられました。志野さんの「多くの人が笑顔になってもらえるような塩」という想いが込められています。
「様々な仕事ができる、どんな時でも生きていける、たくましい農家」に憧れを抱いている志野さん。今年9月には、製塩所の隣に販売店をオープンさせました。塩以外にも、志野さんが作った米や卵を販売。その他にも、地域の人たちが手作りしたアイテムなども並びます。また、塩作り体験を行うなど、人と交流する拠点になっています。
縁を大切にしながら活動を続ける志野さんは、「人や物や事がつながっていくようになってほしい」、「越前海岸が明るく活気ある場所になってほしい」と願っています。
「塩(えん)」が人との「縁(えん)」を結ぶ。
その想いを胸に志野さんの活動はさらに広がります。
志野製塩所
住所 | 福井市鮎川町133-1-6
連絡先 | 070-3630-1920
営業日 | 土・日
営業時間 | 11:00~17:00