高浜町オリジナル絵本|福井テレビ

番組情報

エ・ク・ボ通信

高浜町オリジナル絵本
2021年03月07日(日)放送

高浜町の町なかを猫たちが駆け回る姿を描いたユニークな絵本が人気を集めています。このオリジナルの絵本は、子育て支援に力を入れている高浜町が制作したものです。

 

 

 

 

 

高浜町は、2018年に、高浜町子育て世代包括支援センター「kurumu(くるむ)」を開設。

「kurumu」は、妊娠期から子育て期までの切れ目のない相談・支援を行う拠点のことで、開設に合わせ、生まれてくる赤ちゃんに何かプレゼントしたいと

思い浮かんだのが、絵本でした。

「小さい頃から高浜町の風土に親しみ、郷土愛を育むこと」、「高浜町として子育て支援に積極的であることを町内外にアピールすること」を目的に、オリジナルの絵本を製作し、プレゼントすることにしたのです。

 

 

絵本を手掛けたのは、高浜町在住で、町おこし活動に参加していたグラフィックデザイナー・釣本麻紀子さんです。

釣本さんは、当初、0歳児向けの絵本を考えていましたが、「郷土愛を育むものであれば、何度も読み返せるものがいい」とストーリー性のある内容に変更。

高浜の情報を詰め込みすぎず、素敵な高浜の風景がたくさん出てくるようにしました。

完成した絵本を手に取った釣本さんは、「最初の計画よりも立派になった」「絵本

として楽しいものになった」と振り返ります。

 

 

絵本のタイトルは、「はらぺこシジミ」。主人公「シジミ」を中心に町なかを駆けまわり奮闘する猫たちのユニークな姿が描かれ、高浜町の美しい春の風景と名所に親しめるという内容です。

3歳児健診に合わせ、子どもたちに配布されると、『はらぺこシジミ』は、たちまち評判となりました。

「県外に嫁いだ娘と孫に送りたい」など購入を希望する声も多く、増刷・一般への販売も決まりました。

 

 

去年10月には、第2弾となる「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」が発売されました。

第1弾の絵本が、高浜町のなかでも“高浜地区”の風景を描いているのに対して、

第2弾は“和田地区”の夏の風景を舞台としています。

釣本さんは、「高浜町の残りの2地区、“青郷地区”・“内浦地区”を舞台に、秋の物語と冬の物語も描きたい」と抱負を語っています。

 

 

 

高浜町総合政策課

住所   | 高浜町宮崎86-23-2

連絡先  | 0770-72-7711

WEB  |

第1弾「はらぺこシジミ」

 https://www.town.takahama.fukui.jp/page/sougouseisaku/ijyu-teijyu/p006285.html

第2弾「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」

 https://www.town.takahama.fukui.jp/page/sougouseisaku/ijyu-teijyu/p006403.html

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