番組情報
- 38の日
- 2021年03月21日(日)放送
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3月8日。鯖江市の鯖江公民館で、「サンパチ、鯖の日、鯖江の日」という鯖を食べるイベントが開催されました。今回は、「丸焼き鯖」と「鯖缶」をドライブスルー方式で配布。公民館は、サバを求める車が列をなしていました。このイベントを主催するのは、「鯖江地区まちづくり応援団」。鯖江地区の文化や歴史に触れ、活性化のために活動している団体です。
代表の橋本國宏さんによると、「県外から来た人に『鯖江なのに鯖が食べられないの?』とよく聞かれたこと」が、このイベントを始めるきっかけだったそうです。鯖の付く市町村は珍しく、「鯖江で鯖を食べるだけでも全国に向けた鯖江のPRになること」、また、鯖は栄養豊富なことから「鯖を食べてみんな元気になってもらおう」と考え、イベントへの取り組みがスタートしました。
開催日は、覚えやすい語呂合わせで、3月8日に設定、3年前の2018年に第1回が開催されました。イベントは大好評。持ち帰りだけでなく、その場で食べていく人が多かったことから、第2回は、鯖江市内の飲食店に声を掛け、様々な種類の鯖を使ったメニューを揃え臨みました。もちろん、結果は大好評。「鯖江の活性化にもつながり、良いイベントになった」と橋本さん達は、笑顔で振り返ります。
そして「もっと盛大に」と意気込んでいた第3回でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために開催をやむなく断念。「第4回はぜひ開催してほしい」という声に、橋本さん達は、ドライブスルーでの販売のみにすることで、今回の開催に漕ぎつけました。
橋本さんは、「来年、新型コロナウイルスが落ちついたら、これまで以上に、盛大に『38、鯖の日、鯖江の日』を開催したい。そして、ゆくゆくは鯖江市民だけでなく、全国の人たちから『鯖江に行ってみたい』と思ってもらえるようなイベントにしていきたい」と意気込んでいます。
■鯖江市地区まちづく応援団(鯖江公民館)
住所 | 鯖江市桜町1丁目1-16
連絡先 | 0778-51-3010
■鯖缶販売(斎藤金物店)
住所 | 鯖江市本町3丁目1-2
連絡先 | 0778-51-0051