うちのぶどう｜福井テレビ

鯖江市には体にやさしい商品を提供する店「うちのぶどう」があります。ネーミングは昔からブドウを栽培しているところからとったのだとか。こちらでは「農家がやってるおやつ屋さん」をコンセプトに自家栽培の農作物を使ったスイーツやおむすびなどを手作りし販売しています。

宮本采知さんと知弥さんの姉妹が、加工販売と農作物の栽培を分担しています。加工販売を担当し、店長でもある姉の采知さんは「農薬をできるだけ使わず自然に近い環境で育てた農作物を使って、体にやさしいおやつを食べてほしい」と話し、食材本来のおいしさを生かした商品を提供しています。

中でもおすすめなのは自家製米を土鍋でゆっくりと炊き上げ、具に旬の食材を使った特製の「おむすび」。海苔のパリパリ感も楽しんでもらうため、海苔を別添えで提供するのがこだわりだとか。「うちのぶどう」は、以前は越前市や鯖江市にある実家の蔵を使いテイクアウト限定で営業していましたが、今年10月に新店舗をオープン。

店内とテラスにイートインスペースを設け、鯖江市の自然を眺めながらおいしいおやつを味わえます。庭には柵があり、采知さんは「今後観賞用のブドウを栽培し、目でもブドウを楽しんでもらえる環境を作りたい」とこれからの店づくりに思いを馳せています。